結晶板による光の干渉によって色のついた干渉縞が現れる現象。結晶を平行平板状に研磨し,これに白色光を偏光子を通して入射させる。偏光子を通過後の平面偏光が結晶に入ると,結晶内で直交した2成分に分かれ,それぞれ異なった速度で伝搬するが,結晶板通過後は振動面の異なる二つの光線となる。この2光線を検光子を通して重ね合わせると干渉縞が生ずる。単色光を用いたときは明暗の縞となるが,同一光路差でも位相差は波長によって異なるので,白色光を用いた場合には等位相差面群の断面は色のついた干渉縞となる。レンズなどを使い,収束光として干渉させたときに色がつく現象を,収束光線の色偏光または着色偏光と呼ぶ。一方,垂直入射光で見た結晶板の明るさが,検光子の回転とともに変化する現象を平行光線の色偏光という。干渉縞の状態は,偏光子と検光子のなす角,結晶板の光軸方向と厚さ,照明光の結晶板に対する角度などで決まる。
執筆者:朝倉 利光
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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