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艾青 がいせい Ai Qing

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

艾青
がいせい
Ai Qing

[生]宣統2(1910).3.27. 浙江,金華
[没]1996.5.5. 北京
中国の詩人,評論家。本名,蒋海澄。初め絵画を学んだが,フランス留学中アポリネールら象徴派詩人の影響を受けた。 1932年帰国,中国左翼美術家連盟に参加して逮捕され,35年まで入獄。 1933年に獄中から雑誌『春光』に発表した詩を,36年処女詩集『大堰河 (だいえんが) 』として出版。

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百科事典マイペディアの解説

艾青【がいせい】

中国の詩人。浙江省の地主出身。フランス留学ののち抗日戦中延安で活動。作品に《大堰河(だいえんが)》《呉満有》などがあり,一時中華人民共和国の代表的詩人とみなされていたが,1957年右派分子として批判され失脚した。

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大辞林 第三版の解説

がいせい【艾青】

1910~1996) 中国、現代の詩人。本名、蔣海澄。象徴派風の自由詩で詩壇にデビュー。のち民謡に学んだ定型詩で民衆詩を書く。代表作「大堰河だいえんが」「呉満有」。アイチン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

艾青
がいせい / アイチン
(1910―1996)

中国の詩人。本名は蒋正涵(しょうせいかん)、号を海澄。浙江(せっこう/チョーチヤン)省金華県出身。杭州(こうしゅう/ハンチョウ)の国立西湖芸術院に学び、画才を認めた林風眠学長の示唆でフランスに留学。32年帰国後、上海(シャンハイ)で美術グループを結成、活動中に不法逮捕され、獄中から名編『大堰河(ターイエンホー)――わたしの乳母』を発表。日中戦争の勃発(ぼっぱつ)するや、武漢(ぶかん/ウーハン)、重慶(じゅうけい/チョンチン)を経て、延安(えんあん/イエンアン)の魯迅(ろじん)文学芸術学院教員。戦後、華北連合大学文芸学院副院長、『人民文学』副主編、中国作家協会理事。56年からの反右派闘争、文革で執筆を停止され、黒龍江(こくりゅうこう/ヘイロンチヤン)省、新疆(しんきょう/シンチヤン)省の辺境で強制労働。78年、21年ぶりに詩作を再開。中国作家協会副主席。85年、その詩業に対してフランス芸術文化最高賞を受賞。詩風はとくにベルハーレンの影響を強く受け、象徴的手法を駆使する。詩集に『大堰河』(1939)、『北方』(1942)、『春』(1956)、『落葉集』(1982)、『雪蓮(せつれん)』など。他に『詩論』(1941)など。著作集に『艾青全集』全5巻(1991)がある。[秋吉久紀夫]
『小野十三郎・うさみなおき編『艾青詩選集』(1956・法律文化社) ▽秋吉久紀夫著『華北根拠地の文学運動』(1976・評論社) ▽秋吉久紀夫著『近代中国文学運動の研究』(1979・九州大学出版会) ▽稲田孝訳『艾青訳詩集』(1987・勁草出版サービスセンター) ▽秋吉久紀夫訳編『艾青詩集』(1995・土曜美術社出版販売)』

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