芥河貞佐 あくたがわ-ていさ
1699-1779 江戸時代中期の狂歌師。
元禄(げんろく)12年生まれ。広島の芥河屋の養子となり,町大年寄をつとめる。漢学を伊藤東涯(とうがい)に,狂歌を永田貞柳にまなび,3代貞柳を名のる。蹴鞠(けまり),茶道などにもすぐれた。安永8年1月21日死去。81歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。本姓は丸山。名は濤賀。通称は久五兵衛。別号に桃縁斎,又生庵。編著に「狂歌千代の梯(かけはし)」など。
【格言など】死て行(しんでいく)所はをかし仏護寺の犬の小便する垣のもと(辞世)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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