花神(読み)カシン

デジタル大辞泉 「花神」の意味・読み・例文・類語

か‐しん〔クワ‐〕【花神】

花をつかさどる神。花の精。

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精選版 日本国語大辞典 「花神」の意味・読み・例文・類語

か‐しんクヮ‥【花神】

  1. 〘 名詞 〙 花をつかさどる神。また、花の精。
    1. [初出の実例]「紅裳離披として花神の魂を奪ひ」(出典:柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉初)
    2. [その他の文献]〔高啓‐梅花詩〕

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普及版 字通 「花神」の読み・字形・画数・意味

【花神】か(くわ)しん

花精。明・高啓梅花〕詩 たびか影を看て、低徊する處 只だ(い)ふ、夜出でてぶと

字通「花」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「花神」の解説

花神

司馬遼太郎長編小説。1972年刊行。日本陸軍創始者大村益次郎生涯を描く歴史小説
②①を原作とした1977年放映のNHK大河ドラマ。近代日本の軍制を創始した大村益次郎や、吉田松陰、高杉晋作らの姿を描いた群像劇脚本:大野靖子。音楽:林光。出演:中村梅之助、加賀まり子ほか。

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世界大百科事典(旧版)内の花神の言及

【ボタン(牡丹)】より

…遅咲品種に金帝(きんてい)(レエスペランスともいう,黄一重),金晃(きんこう)(アリス・ハーディングともいう,黄万重)などがある。【萩屋 薫】
【牡丹と文化】

[中国]
 牡丹は,中国を代表する花として,花王,花神,富貴花など多くの別称をもつ。宋代の洛陽では花といえば牡丹をさした。…

※「花神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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