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花粉管 かふんかん pollen tube

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

花粉管
かふんかん
pollen tube

めしべの柱頭に到達した花粉の内膜が伸長して生じる管。柱頭の組織内に侵入し,めしべ内の胚珠に達する。その間,花粉核に由来した1核である生殖核がさらに分裂して,胚珠内に入り,受精に関与する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

かふん‐かん〔クワフンクワン〕【花粉管】

花粉が発芽してできる管状の構造。雌しべ柱頭内に伸びて胚珠(はいしゅ)に達し、花粉内の精核を胚嚢(はいのう)内の卵細胞に導いて受精させる。

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大辞林 第三版の解説

かふんかん【花粉管】

花粉が発芽して作る管状の構造。柱頭から胚囊はいのうに至り、精核が卵細胞や極核に移動するための通路となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

花粉管
かふんかん

花粉が発芽してつくる管状の構造物をいう。花粉が水分を吸収して膨潤し、原形質流動が始まると、やがて発芽孔より花粉の内壁が伸び出してきて花粉管となり、この中に核や原形質も移動する。花粉管の先端は透明で、RNAリボ核酸)や多糖類が多く、その部分で新しい壁をつくりながら伸長する。伸長するに従って液胞が発達し、「カロースの栓」ができる。これによって花粉管は、古い部分と、原形質流動を行う先端部分とに分けられる。花粉管は、普通1個の花粉から1本出るが枝分れすることも少なくない[田村道夫]

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