苛政(読み)カセイ

精選版 日本国語大辞典 「苛政」の意味・読み・例文・類語

か‐せい【苛政】

  1. 〘 名詞 〙 統治仕方が残酷できびしい政治。虐政。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「国家の苛政(カセイ)をのぞき、海内静謐のために身心をくるしめ」(出典信長記(1622)三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

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普及版 字通 「苛政」の読み・字形・画数・意味

【苛政】かせい

重税。〔礼記、檀弓下〕人のに哭するりて哀し。~曰く、昔(むかし)吾が舅、虎に死し、吾が夫死す。今吾が子も死せりと。夫子(ふうし)曰く、何爲(なんす)れぞ去らざるやと。曰く、苛無ければなりと。夫子曰く、小子之れを(しる)せ。苛は虎よりも猛しと。

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