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草明 そうめい Cao Ming

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

草明
そうめい
Cao Ming

[生]1913.6.15.
中国の女流小説家。広東省順徳県の人。作家欧陽山の夫人。退役官吏の家庭に育ち,広州に出て学ぶ間に,M.ゴーリキー,H.バルザックなどから影響を受けた。 1932年左翼作家連盟に参加。 35年上海で逮捕され,翌年出獄。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

草明
そうめい / ツァオミン
(1913―2002)

中国の女性作家。本名は呉絢文(ごけんぶん/ウーシュワンウェン)。広東(カントン)省順徳県の没落中農の生まれ。省立女子高中師範学校在学中より創作を始め、欧陽山(おうようざん/オウヤンシャン)らの『広州文芸』の編集に参加。1933年欧陽山と上海(シャンハイ)に出て、左翼作家連盟に加わって活躍(機関誌『現実文学』を編集)。紡績女工などの生活を題材とした好短編で名を知られる。抗戦期は広州(こうしゅう/コワンチョウ)、重慶(じゅうけい/チョンチン)で抗日宣伝工作にあたり、1940年中国共産党に入党。皖南(かんなん)事件後延安(えんあん/イエンアン)に行き、延安文芸座談会に参加、以後労働者の生活のなかで創作する道を進む。抗日戦後東北に行き、水力発電所に取材した中編代表作『原動力』(1948)、鉄道工場を描いた『火車頭(機関車)』(1950)などを書き注目される。解放後1954年より鞍山(あんざん/アンシャン)第一鋼鉄公司(コンス)で党副書記をするかたわら長編『乗風破浪(じょうふうはろう)』(1959)を発表。文化大革命中は迫害され創作を中断した。文革後、その体験から労働者の「四人組」との闘争を描いた長編『神州児女(中国の若者たち)』(1984)を発表した。彼女は一生を通じて労働者を描き続けてきた女性作家として高く評価され、1987年全国総工会より「五一労働表彰徽章(きしょう)」を授与された。[伊藤敬一]
『三好一他訳『原動力』(1951・ハト書房) ▽多田正一訳『乗風破浪』(1964・新日本出版社)』

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