日本歴史地名大系 「草間村」の解説
草間村
くさまむら
中世には草間郷とよばれ結城宗広の所領であったが、建武三年(一三三六)二月六日、備中
草間村
くさまむら
草間村
くさまむら
- 愛知県:豊橋市
- 草間村
当村付近は中世より草間郷とよばれ、建武二年(一三三五)一〇月二六日の北畠顕家袖判、結城上野入道々忠知行得宗領事(白河結城文書)に「牟呂草間郷」とあり、北条氏一門の所領であって、結城宗広が知行した。また翌延元元年(一三三六)四月二日の結城宗広譲状(同文書)に「草間郷」とあり渥美郡内一〇郷とともに結城顕朝へ譲渡され、さらに応安二年(一三六九)六月一九日に顕朝より満朝へ、応永四年(一三九七)一〇月二一日に満朝より氏朝へと伝領されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報