落し懸け(読み)オトシガケ

デジタル大辞泉 「落し懸け」の意味・読み・例文・類語

おとし‐がけ【落(と)し懸け/落(と)し掛け】

床の間書院窓の上にかけ渡した横木
欄間の下などに取り付ける雲形などの彫り物。
木製火鉢の内側の、銅やブリキで作った、灰を入れる部分。落とし。
江戸中期、元禄(1688~1704)ごろに流行した元結の掛け方。普通より根元近くを結ぶもの。
急な坂。また、坂道などの下りかかる所とも。
「―の高き所にみつけて」〈東屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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