デジタル大辞泉 「蒙」の意味・読み・例文・類語 もう【蒙】[漢字項目] [人名用漢字] [音]モウ(慣) [訓]こうむる くらい1 おおう。かぶさる。こうむる。「蒙塵もうじん・蒙霧」2 くらい。物知らずで道理がわからない。「蒙昧もうまい/愚蒙・訓蒙・啓蒙・童蒙・便蒙」3 「蒙古」の略。「満蒙」 もう【×蒙】 道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「蒙」の意味・読み・例文・類語 もう【蒙】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① 道理にくらく愚かなこと。無知。また、ぼんやりしていること。[初出の実例]「屡曚を責れば涙を拭ふに暇あらず」(出典:愚迷発心集(1213頃))[その他の文献]〔易経‐蒙卦〕② 易の六十四卦の一つ。、上卦は艮(山)、下卦は坎(水・雲)。山水蒙ともいう。山の下から雲が起こってあたりを暗闇にしているさま。[ 2 ] 〘 代名詞詞 〙 自称。男子がへりくだって用いる。愚生。[初出の実例]「蒙(モウ)窃採二古今之変化一」(出典:太平記(14C後)一)[その他の文献]〔張衡‐西京賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by