愚生(読み)グセイ

デジタル大辞泉 「愚生」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐せい【愚生】

[代]一人称人代名詞。主に書簡文で、男性自分をへりくだっていう語。小生
[類語]小生不肖小弟手前拙者自分わたくし・わたしおれわし我がはいあたくしあたしあたいあっしわらわあちき俺等おいらおら当方此方こちらこっちこちとら吾人ごじんてめえ愚輩身共それがし迂生うせい

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精選版 日本国語大辞典 「愚生」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐せい【愚生】

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称。自分をへりくだっていう語。主として書簡文などで男性が用いる。愚拙。小生。
    1. [初出の実例]「愚生は本来の浄土宗、決して邪宗に非ず」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)

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普及版 字通 「愚生」の読み・字形・画数・意味

【愚生】ぐせい

生。

字通「愚」の項目を見る

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