藤原光経(読み)ふじわらの みつつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原光経」の解説

藤原光経(1) ふじわらの-みつつね

1128-1179 平安時代後期の官吏
大治(だいじ)3年生まれ。文章(もんじょう)博士藤原永光の子。母は法印賢円の娘。摂関九条家の家司(けいし),皇嘉門院(こうかもんいん)別当兼任肥後守(かみ),文章博士,太皇太后宮大進(だいじょう)などをつとめた。従四位下。治承(じしょう)3年10月18日死去。52歳。

藤原光経(2) ふじわらの-みつつね

?-? 鎌倉時代公家,歌人
藤原定経の子。姉に順徳天皇の乳母経子がおり,その関係から順徳天皇に近侍。従五位上,宮内少輔(しょう)となる。承久(じょうきゅう)の乱後は出家して嵯峨(さが)にすみ,ついで高野山にはいった。家集に「光経集」。

藤原光経(3) ふじわらの-みつつね

九条光経(くじょう-みつつね)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android