藤原基頼(読み)ふじわらの もとより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原基頼」の解説

藤原基頼 ふじわらの-もとより

1040-1122 平安時代後期の官吏
長久元年生まれ。藤原俊家の子。陸奥(むつ),越前(えちぜん),能登(のと)の国守を歴任。正五位下,中務大輔(たいふ)となる。武略にすぐれ,鎮守府将軍に任じられ,出羽(でわ),常陸(ひたち)ならびに北国平定にあたる。邸内の持仏堂を持明院と名づけた。持明院家の祖。保安(ほうあん)3年5月27日死去。83歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android