藤原顕家(読み)ふじわらの あきいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原顕家」の解説

藤原顕家(1) ふじわらの-あきいえ

1153-1223 平安後期-鎌倉時代公卿(くぎょう),歌人
仁平(にんびょう)3年生まれ。藤原重家次男。母は藤原家成の娘。右近衛(うこんえの)少将,左京大夫などをつとめ,正三位にいたる。六条家の歌人で,号は九条。歌は「千載和歌集」以下の勅撰集に7首はいっている。貞応(じょうおう)2年12月死去。71歳。

藤原顕家(2) ふじわらの-あきいえ

?-1306 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
権(ごんの)中納言藤原親頼の子。号は四条,堀川蔵人頭(くろうどのとう),造東大寺長官などを歴任し,永仁(えいにん)6年に従三位,翌年参議となる。のち正三位。嘉元(かげん)4年3月10日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android