蜂角鷹(読み)ハチクマ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蜂角鷹」の意味・読み・例文・類語

はち‐くま【蜂角鷹・蜂熊】

  1. 〘 名詞 〙 タカ科の大形のタカ。全長約六〇センチメートルで、雌の方がやや大きい。背面は黒褐色で、尾羽は灰褐色の地に黒褐色横帯がある。顔は灰色羽毛が密生して、うろこ状を呈する。姿がクマタカに似ているが、地蜂の巣を襲って幼虫やさなぎを捕食するのでこの名がある。ユーラシア大陸のほぼ全域とフィリピン・スンダ諸島に分布し、北方のものは冬季に南へ渡る。日本では北海道・本州森林で繁殖し、冬季に東南アジアなどへ渡る。尾羽は矢羽として用いる。《 季語・冬 》 〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む