20世紀日本人名事典 「行友李風」の解説
行友 李風
ユキトモ リフウ
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…また2代にわたる梅沢昇(初世はのちに竜峰と改名)や,金井修,浅香新八郎,沢村国太郎らは,それぞれに一座を組み,全国の大衆演劇の大半が剣劇といえるほどの時代さえあった。そして〈ちょんまげ〉の任俠の徒の争闘を主題として義理人情をからませた長谷川伸,行友李風(ゆきともりふう),原巌,村上元三,佐々木憲らの作家がこれに好適の脚本を提供し,戦時色の深まるとともに剣劇はますます盛んに行われた。第2次世界大戦後は民主思想の発達に伴い一時は急速に影を薄めたが,昭和20年代の後半にはまたかなり行われるようになった。…
…東京新富座での第1回公演に岡本綺堂,松居松葉(しようよう)の戯曲を上演したが,興行的には不調に終わり関西に去った。関西で松竹の白井松次郎に拾われ,京都南座,大阪角座などに出演するが,舞台に迫真的な立回りを取り入れてしだいに観客の喝采を得るようになり,19年には新たな座付作者行友李風(ゆきともりふう)(1877‐1959)の《月形半平太》で大当りをとった。続いて同じく行友の《国定忠次》も成功し,テンポの早い演技と激しい立回りで,剣劇という一ジャンルをつくり,関西劇界を席捲した。…
…行友李風(ゆきともりふう)作の戯曲《月形半平太》の主人公。1919年(大正8)5月京都明治座で沢田正二郎が月形に扮し初演。…
※「行友李風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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