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月形半平太 ツキガタハンペイタ

6件 の用語解説(月形半平太の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

つきがたはんぺいた【月形半平太】

行友李風(ゆきともりふう)の戯曲。4幕。大正8年(1919)沢田正二郎らの新国劇により初演。幕末の京都を背景にした、長州藩士月形半平太を取り巻く恋と剣の物語で、劇中の「春雨じゃ濡れて行こう」の台詞が有名。モデル武市瑞山(たけちずいざん)(通称、半平太)とされる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

月形半平太 つきがた-はんぺいた

行友李風(ゆきとも-りふう)の同名の戯曲の主人公
倒幕に奔走する幕末の長門(ながと)萩(はぎ)藩士。武市瑞山(たけち-ずいざん)(半平太)がモデルとされる。大正8年京都明治座で新国劇沢田正二郎が初演し,当たり役となった。「春雨だ,ぬれてゆこう」の台詞(せりふ)で有名。

出典|講談社
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デジタル大辞泉プラスの解説

月形半平太

1933年公開の日本映画。監督:伊藤大輔、原作:行友李風による同名戯曲、脚色:西原孝、撮影:松村禎三。出演:大河内伝次郎山田五十鈴、沢田清、沢村国太郎、松枝鶴子、山本礼三郎ほか。

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世界大百科事典 第2版の解説

つきがたはんぺいた【月形半平太】

行友李風(ゆきともりふう)作の戯曲《月形半平太》の主人公。1919年(大正8)5月京都明治座で沢田正二郎が月形に扮し初演。以来,辰巳柳太郎ら新国劇のレパートリーの一つとなった。長州藩士の月形が勤王の大義のため身命をなげうつ筋に,芸妓染八との恋や立回りをあしらった大衆劇で,人物の性格・心理よりも事件を描いたメロドラマ性が大衆に喜ばれ,舞妓梅松に言う月形のせりふ〈春雨じゃ,濡れてゆこう〉が著名となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

つきがたはんぺいた【月形半平太】

戯曲。行友李風ゆきともりふう作。1919年(大正8)初演。長州藩士月形半平太は、遊興に浮き身をやつすと見せて、深く勤皇に心を砕くが、真意を理解できぬ同志の策略で新選組に斬られる。新国劇の当たり狂言で、「春雨じゃ、濡れて行こう」の台詞せりふは有名。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

月形半平太
つきがたはんぺいた

行友李風(ゆきともりふう)の戯曲。四幕。1919年(大正8)5月京都・明治座で沢田正二郎ら新国劇により初演。長州藩士の月形半平太は、茶屋に入りびたって酒と女に明け暮れている。月形は同志たちに軽挙妄動を慎んで自重せよと説くが、彼の真意を解しえなかった朋友(ほうゆう)の策略で、新撰(しんせん)組に襲われ、死して護国の鬼となるの辞世を残して息絶える。若き剣士にまつわる祇園(ぎおん)の芸妓(げいぎ)梅松と染八。恋あり剣ありの華やかな作品で、「春雨じゃ濡(ぬ)れて行こう」の台詞(せりふ)は有名である。歌舞伎(かぶき)式に下座(げざ)を用いるのをはじめとして、随所に様式的演出がみられる。新国劇の型物として『国定忠治』と双璧(そうへき)をなし、半平太の役は沢田没後、辰巳(たつみ)柳太郎から大山勝巳へと継承された。映画化も多い。[土岐迪子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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