衛生検査技師(読み)えいせいけんさぎし(英語表記)medical technologist

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

衛生検査技師
えいせいけんさぎし
medical technologist

1959年制定の衛生検査技師法によってつくられた衛生検査技師学校の卒業生のうち,国家試験合格者に与えられる資格。血液や尿などの検体について,生理学,病理学,細菌学,生化学などの検査にあたる専門職をいう。しかし,心電図とか脳波のように患者に直接接触して行う生理学的検査や,採血なども担当することができる臨床検査技師の資格が 70年の法改正により設定された。これに伴って 77年から衛生検査技師国家試験は廃止され,衛生検査技師の資格を包含する臨床検査技師の国家試験のみが行われるようになった。

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デジタル大辞泉の解説

えいせいけんさ‐ぎし〔ヱイセイケンサ‐〕【衛生検査技師】

厚生労働大臣の免許を受け、医師の指導監督のもとに、血液・血清・細菌・微生物・寄生虫の検査などの病理学的および生化学的検査を行う者。MT(medical technologist)。→臨床検査技師

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世界大百科事典内の衛生検査技師の言及

【臨床検査技師】より

…医師から依頼された患者からの検体や直接患者について,医師からの委託を受けて種々の方法により検査を行う者で,その成績を客観的に正確・迅速に報告する仕事にたずさわる者をいう。〈臨床検査技師・衛生検査技師等に関する法律〉(1958年4月公布)には,〈臨床検査技師とは厚生大臣の免許を受けて臨床検査技師の名称を用いて,医師の指導監督の下に微生物学的検査,血清学的検査,血液学的検査,病理学的検査,寄生虫学的検査,生化学的検査及び政令で定める生理学的検査を行うことを業とする者をいう〉と定義されている。この資格を得るには,高校卒業後3年以上の専修学校か短大で臨床検査技師教育を受け,卒業後15科目(210問)の国家試験に合格しなければならない。…

※「衛生検査技師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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