補習(読み)ホシュウ

精選版 日本国語大辞典 「補習」の意味・読み・例文・類語

ほ‐しゅう‥シフ【補習】

  1. 〘 名詞 〙 正規の学習以外の時間に、学力補充のためにする授業。入学試験準備のため、あるいは学習の遅れたもののために行なわれることが多い。
    1. [初出の実例]「各民族学生の文化水準の高低を平均化するため補習をしたうえ」(出典:招かれて見た中共(1956)〈橘善守〉百年河清を待たず)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補習」の意味・わかりやすい解説

補習
ほしゅう

学校教育において正規の授業以外に行われる授業の総称。学習の遅れている児童生徒を対象とするものと,進学就職などの準備を必要とする者を対象としたものがある。入試準備のための補習は,1960年代に学校教育の本来の目的を逸脱すると批判され,公立学校においては減少した。しかし補習が児童生徒の多様な需要にこたえる一つの方法であり,そのような役割学習塾がある程度になっているという事実は否定できない。こうした点をふまえて,1987年には,補習を含めた補充指導の実施に積極的に取組むことを指示する文部次官通達が出された。

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普及版 字通 「補習」の読み・字形・画数・意味

【補習】ほしゆう

学習補充する。

字通「補」の項目を見る

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