デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西垣勘四郎」の解説 西垣勘四郎(初代) にしがき-かんしろう 1613-1693 江戸時代前期の装剣金工。慶長18年生まれ。丹波の神職の子といわれる。平田彦三に白銀細工をまなび,細川家につかえる。寛永9年主家の移封にともない肥後(熊本県)にうつり,肥後金工の主流をなす。鐔(つば)や縁頭(ふちがしら)の製作で名をのこす。元禄(げんろく)6年6月死去。81歳。豊前(ぶぜん)中津(大分県)出身。名は吉弘。 西垣勘四郎(2代) にしがき-かんしろう 1639-1717 江戸時代前期-中期の装剣金工。寛永16年生まれ。初代西垣勘四郎の子。京都で後藤顕乗(けんじょう)にまなび,父のあとをついで肥後(熊本県)細川家につかえる。鐔(つば)や小道具を製作した。享保(きょうほう)2年死去。79歳。肥後出身。名は永久,吉当。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by