西岡村(読み)にしおかむら

日本歴史地名大系 「西岡村」の解説

西岡村
にしおかむら

[現在地名]板倉町西岡

渡良瀬川右岸に位置し、東は除川よけがわ村、西は西岡新田村、南は低湿地。かつて下野国安蘇あそ郡に属し、徳川家康の関東入部の時宇都宮藩領となった。寛永一〇年(一六三三)古河藩領となり、寛文元年(一六六一)徳川綱吉が館林藩主になったことに伴い館林藩領となった。下野国安蘇郡から上野国邑楽郡に変わったのは同八年である。


西岡村
にしおかむら

[現在地名]水原町西岡

阿賀野川右岸に位置し、福岡ふくおか村に隣接する。寛文二年(一六六二)村上藩新田検地を受け(「下条組西岡村寅新田検地帳」水原博物館蔵)、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高六三石八斗余とある。享保期(一七一六―三六)以前は阿賀野川左岸にあったが、元文元年(一七三六)八月の大洪水のため地形が変化し、右岸に移った(分田村郷土史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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