西桂町(読み)にしかつらちよう

日本歴史地名大系 「西桂町」の解説

西桂町
にしかつらちよう

面積:一五・一八平方キロ

三ッ峠(みつとうげ)山から続く尾根や沢などを境として、北から東にかけては都留市、南は富士吉田市、西は河口湖(かわぐちこ)町と接する。地内の北部から中央部にかけては三ッ峠山の南東麓が占め、南部もまた高山の山裾が延びる。中央部南寄りは富士山の溶岩流が形成した溶岩台地で、桂川が溶岩台地の傾斜にしたがって、富士吉田市から都留市へ北東流する。また三ッ峠山南東麓および溶岩台地北部を桂川支流の欄干(らんかん)川・柄杓流(しやくながれ)川が流れる。桂川と柄杓流川の間を富士急行線と国道一三九号が、桂川右岸の山寄りを中央自動車道富士吉田線が走る。明治一一年(一八七八)までは都留郡に属した。

桂川と柄杓流川の流域から三ッ峠山麓にかけて遺跡が分布する。旧石器時代の遺物は寺野(てらの)遺跡・休場(やすば)遺跡などからナイフ形石器・尖頭器が出土している。また寺野遺跡からは縄文時代早期の撚糸文土器・条痕文土器などのほか中期にかけての遺物が出土し、竪穴状遺構や住居跡も発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西桂町」の意味・わかりやすい解説

西桂〔町〕
にしかつら

山梨県南東部,桂川の両岸にわたる町。 1952年町制。三ツ峠山と杓子山にはさまれ,狭い桂川の段丘面と山間の急傾斜地に繊維関連工場などが立地する。富士箱根伊豆国立公園に属する。川沿いを富士急行,国道 139号線が通る。面積 15.22km2。人口 4041(2020)。

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