詞宗(読み)しそう

精選版 日本国語大辞典 「詞宗」の意味・読み・例文・類語

し‐そう【詞宗】

〘名〙 詩や文章大家詩文をもって一家をなした人。また、文人学者敬称辞宗詞伯
※政教新論(1886)〈小崎弘道〉七「独逸の詞宗グーテー曰く」 〔王勃‐秋日登洪府滕王閣餞別序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「詞宗」の意味・読み・例文・類語

し‐そう【詞宗】

詩や文章の達人。また、文人・学者の敬称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詞宗」の読み・字形・画数・意味

【詞宗】しそう

詩文の大家。〔梁書、任伝〕(もと)より善くを屬(つく)る。尤も載筆(文章)に長じ、才思窮り無し。當世王表奏はれざる(な)し。~沈一代の詞宗、深く推悒(すいいふ)するなり。

字通「詞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android