精選版 日本国語大辞典 「請合・受合」の意味・読み・例文・類語
うけ‐あい ‥あひ【請合・受合】
[1] 〘名〙
※本能寺前町文書‐文祿三年(1594)七月一五日・京都本能寺前町掟「各請合之事、一人として惣儀申やふる事可レ為二停止一事」
② 支払い額をあらかじめとりきめて仕事を引き受けること。また、その仕事。請負。
※雑俳・柳多留‐九(1774)「請合いで土こね迄が足をぬき」
うけ‐あ・う ‥あふ【請合・受合】
〘他ワ五(ハ四)〙 (「うけやう」といわれることもある)
① 責任をもって引き受ける。うけおう。
② 確かだ、心配ないということを責任をもって言いきる。保証する。証人になる。
※土井本周易抄(1477)六「陰が陽をよう承けやうたぞ」
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