デジタル大辞泉 「諳んずる」の意味・読み・例文・類語 そらん・ずる【×諳んずる】 [動サ変][文]そらん・ず[サ変]《「そらにす」の音変化》書いたものを見ないでそのとおりに言う。そらで覚える。暗誦する。そらんじる。「条文を―・ずる」[類語]暗記・棒暗記・丸暗記・覚える・記憶・銘ずる・銘記・牢記ろうき・暗唱・暗譜・拳拳服膺・肝に銘ずる・胸に刻む・心に刻む・心に留める・気に留める 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「諳んずる」の意味・読み・例文・類語 そらん‐・ずる【諳】 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]そらん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「そらにす」の変化した語 ) そらでおぼえる。暗記する。暗誦する。そらんじる。[初出の実例]「文は漢魏芳潤を、漱(くちすすい)で万巻の書を諳(ソラン)じ給しかば」(出典:太平記(14C後)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例