牢記(読み)ロウキ

デジタル大辞泉 「牢記」の意味・読み・例文・類語

ろう‐き〔ラウ‐〕【×牢記】

[名](スル)しっかり心にとどめて忘れないこと。銘記
「父のために憂え、某のために惜んで、心にこれを―していた」〈鴎外渋江抽斎
[類語]覚える記憶銘ずる銘記暗記拳拳服膺棒暗記丸暗記暗唱暗譜諳んずる肝に銘ずる胸に刻む心に刻む心に留める気に留める

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精選版 日本国語大辞典 「牢記」の意味・読み・例文・類語

ろう‐きラウ‥【牢記】

  1. 〘 名詞 〙 かたく心にとどめて忘れないこと。しっかりと記憶すること。
    1. [初出の実例]「熟読翫味して牢記すべき」(出典:授業編(1783)二)

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普及版 字通 「牢記」の読み・字形・画数・意味

【牢記】ろうき

銘記する。

字通「牢」の項目を見る

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