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貧酸素水塊 ひんさんそすいかい anoxic water

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

貧酸素水塊
ひんさんそすいかい
anoxic water

魚介類が生息できないほど水中の酸素濃度が少ない比較的孤立した水塊のこと。外洋では,水深 200m辺りで溶存酸素が最も少なくなるが,普通は湖や沿岸海域で問題となる。富栄養化現象が見られる水中の有機物の多い,比較的閉鎖的な水域で夏季に発生しやすい。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

貧酸素水塊

海水中に溶けている酸素の量がきわめて少ない水塊。赤潮をおこす大量のプランクトンが死んで海底にたまり、分解される時に酸素を消費して起きる。夏場は、温かい表層と冷たい底層の海水が混ざりにくくなり多く発生する。東京湾では北東風が吹くと表層水が沖に流れ、底層の酸素の少ない水が沿岸にわきあがり、青潮が発生する。

(2014-06-19 朝日新聞 朝刊 ちば首都圏 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ひんさんそ‐すいかい〔‐スイクワイ〕【貧酸素水塊】

溶存酸素の量がきわめて少ない水域。多く、遠浅の内湾の底層で、夏に発生する。富栄養化によりプランクトンが大量発生し、その死骸を分解するバクテリアが水底で酸素を大量に消費することで起こる。発生すると魚介類や底生生物の大量死につながり、漁業にも深刻な影響を与える。→青潮

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