資金循環統計(読み)シキンジュンカントウケイ

デジタル大辞泉 「資金循環統計」の意味・読み・例文・類語

しきんじゅんかん‐とうけい〔シキンジユンクワン‐〕【資金循環統計】

日本国内の金融機関法人家計等と海外部門に区分した、資産負債に関する統計預金株式債券や、貸出など、金融商品別に集計日銀が四半期ごとに公表している。期間中の取引による資産・負債の増減(金融取引表)、期末時点の資産・負債の残高金融資産・負債残高表)、株価変動等による資産・負債の評価額変化(調整表)を扱う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「資金循環統計」の解説

資金循環統計

日銀が国内の金融機関、法人、家計の金融資産や負債の残高を集計した統計。3、6、9、12月に公表し、お金の流れを把握するのに使われる。金融資産は現金・預金や国債、株式、投資信託保険などが対象。株式や国の借金である国債は、四半期末時点の残高を時価評価する。家計の金融資産や日銀の国債保有比率の変化が注目されている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android