日本歴史地名大系 「赤坂一ッ木町」の解説
赤坂一ッ木町
あかさかひとつぎちよう
赤坂の台地にかかる東斜面の裾を主とする伊賀者への給地。文政町方書上によると多くの飛地をもつ片側町で、主体部は東が
間数は南北が表京間延べ一二二間余・裏幅同一二一間余、ただし寺院門幅と横町の間数を除く。東西は裏行が南方京間四間・中ほど同一五間余・北方同四間余、一千二六六坪。ただし往還道幅(四間―二間)の半分が町内持。このうちに氷川明神旅所と町並年貢地と寺院境内が隔たってある。飛地のうち浄土寺東角は南北が表・裏幅とも京間一七間余、東西は裏行が南方同六間・北方同二間、ただし町屋側の道幅半分が町内持。浄土寺脇横町は東西が表・裏幅とも京間四三間余、南北は裏行が西方京間三間余・東方同一三間。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報