赤線・青線(読み)あかせんあおせん

世界大百科事典 第2版の解説

あかせんあおせん【赤線・青線】

太平洋戦争敗戦後の進駐軍指示による行政区分。地図上に赤線あるいは青線をもって区分のかこみをつけたことから生じた名称。赤線とは特殊飲食店と称された,売春婦を置いて売春をさせる店が集まっていた地域である。太平洋戦争中までは,明治以来,許可された売春婦すなわち公娼を置いて売春をさせる店を一区域内に集めて遊郭といった。黙認されている私娼を集めて売春させる店は明治中期から銘酒屋と称して集落を作らされた。遊郭の建物は大きかったが,銘酒屋は3部屋ぐらいの小住宅の形式であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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