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ポルトガル語のカネキンcanequineから出たことばといわれ、15、16世紀ごろに南方から舶来された綿織物をさすことから使われてきた。一般には30~40番手の綿糸で平織にした薄織物をさす。とくに細番手(40番手以上のもの)で、漂白したのち糊(のり)付け加工・ロール(圧延)加工したものをキャリコ(キャラコ)、キャンブリックとよんでいる。種類は、幅の広狭によって二幅、並幅、三幅金巾(一幅とは鯨(くじら)1尺=約38センチメートル)などや、加工によって晒(さらし)金巾、色金巾、更紗(さらさ)金巾(捺染(なっせん)金巾のことをさす)などがある。これらは衣料として広く用いられ、白足袋(たび)、割烹着(かっぽうぎ)などは古くからよく知られ、小幅のものはモス裏として和服の裏地に使われてきた。現在では高級化の指向が強く、ブロード地へ移行しており、シーツ地によく使われている。
[角山幸洋]
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