辛菜(読み)カラナ

精選版 日本国語大辞典 「辛菜」の意味・読み・例文・類語

から‐な【辛菜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 味の辛い野菜の総称。⇔甘菜(あまな)
    1. [初出の実例]「薑 辛菜也」(出典:新撰字鏡(898‐901頃))
  3. 植物ほうれんそう(菠薐草)」の古名。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

しん‐さい【辛菜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 辛味のある野菜。ショウガタデニンニクニラなど。葷(くん)
    1. [初出の実例]「玄英は葷は辛菜と云、五辛ぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)二)
  3. 植物「かぶ(蕪)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「辛菜」の解説

辛菜 (カラシナ・カラシ)

学名Brassica ×juncea
植物。アブラナ科の越年草,園芸植物,薬用植物

辛菜 (カラナ)

植物。アカザ科の一年草,二年草,園芸植物,薬用植物。ホウレンソウ別称

辛菜 (シンサイ)

植物。アブラナ科の越年草,園芸植物。カブの別称

辛菜 (カラナ)

植物。辛味のある野菜類の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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