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農村物価指数 のうそんぶっかしすう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

農村物価指数
のうそんぶっかしすう

農村における物価水準を把握するため,農産物 106品目,農業生産資材 139品目,および生活資材 270品目を採用し,ラスパイレス方式で算出した指数のこと。指数には,農産物価格指数農業生産資材価格指数生活資材価格指数の3種類があり,後者の2つを統合したものを農家購入品価格指数という。このように農家の売るものと買うものの価格動向を明らかにすることによって,農家経済における物価の鋏状 (きょうじょう) 価格差を調査することができる。

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世界大百科事典 第2版の解説

のうそんぶっかしすう【農村物価指数】

農家の販売ないし購買する商品の価格変動を表す物価指数。現在農林水産省では,〈農産物価格指数〉と〈農家購入品価格指数〉とを農村物価指数として作成している。農家購入品価格指数は,さらに〈農業生産資材価格指数〉と〈生活資材価格指数〉とに分けて作成されている。指数算式はいずれもラスパイレス型であって,基準時(特定の1年)の販売額ないし購買額をウェイトとする加重平均指数である。ウェイトは農業経営統計調査によって求められ,5年ごとに改訂されて,連鎖指数の形で接続される。

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世界大百科事典内の農村物価指数の言及

【物価統計】より

…現行体系は国内卸売物価(国内市場向け国内生産品の大量取引市場における販売価格),輸出物価(輸出品の水際価格),輸入物価(輸入品の水際価格)の3指数と,これらを統合した総合卸売物価指数で構成されている。このほか主要な物価指数としては,農家が販売する農産物の全国平均価格(農産物価格指数)および農家が購入する農業生産資材と生活資材の小売価格(農家購入品価格指数)をそれぞれ対象とする〈農村物価指数〉(農林水産省作成,1948年4月開始),輸出入品の通関時における平均単価を対象とする〈貿易価格指数〉(大蔵省作成,1949年1月開始),全国主要140都市の市街地価格(評価価格)を対象とする〈全国市街地価格指数〉(日本不動産研究所作成,1936年9月開始)などがある。なお,〈GNPデフレーター〉(名目GNP/実質GNP,経済企画庁作成)も,一国全体の物価水準を示す指標として広い意味での物価指数の一種であり,上記の各物価指数を主要な基礎データとして作成されている。…

※「農村物価指数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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