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農桑輯要 のうそうしゅうようNong-sing ji-yao

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

農桑輯要
のうそうしゅうよう
Nong-sing ji-yao

中国,元代の官撰の農書。7巻。至元 23 (1286) 年に成る。元代を通じて重用された農業指導書で,内容は耕墾,播種,栽桑,養蚕,果実など 10門から成り,『斉民要術』以来の各種の農書を要領よくまとめて印刷頒布したものである。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

のうそうしゅうよう【農桑輯要 Nóng sāng jí yào】

中国,元代の農書。1286年(至元23)刊。世祖の命による官撰の農書である。王磐の序に〈古今の農書を閲覧,参考にして繁重を去り切要のものをとって作った〉とあるごとく,《斉民要術》ほか約50種といわれる書物から有用の文を採り,さらに時代に適合するよう若干の増補(約1割という)をし,簡にして要を得たすぐれた農書と評されている。本書はその性質上元一代の農業指導書としての位置を保ち,仁宗,英宗,文宗のときにも刊行されたが,元刊本は現存せず,明刊本も定本というべきものはないという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

農桑輯要
のうそうしゅうよう

中国、元の世祖フビライの命により編集された官撰(かんせん)農書。1286年全国に頒布(はんぷ)され、元朝農政の基本とされた。『斉民要術(せいみんようじゅつ)』をはじめ古今の農書から必要事項を精選し、木綿など新作物の記述も多く、内容は高く評価されている。典訓、耕墾、播種(はしゅ)、栽桑、養蚕、瓜菜(かさい)、果実、竹木、薬草、孳畜(じちく)の10部門から構成される。元代の刊本は現存せず、通行本は清(しん)代に刊行された武英殿聚珍版全書輯本(ぶえいでんしゅうちんばんぜんしょしゅうほん)を底本としている。[島居一康]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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