近衛家熙(読み)このえいえひろ

精選版 日本国語大辞典 「近衛家熙」の意味・読み・例文・類語

このえ‐いえひろ【近衛家熙】

江戸中期の公卿書家関白摂政太政大臣。関白基熙(もとひろ)の子。法号予楽院。書は空海行成などの上代様をうけ、唐様、和様を兼ねて近世を代表する名手とされる。博学多才で、画、茶道花道にも通じた。寛文七~元文元年(一六六七‐一七三六

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デジタル大辞泉 「近衛家熙」の意味・読み・例文・類語

このえ‐いえひろ〔コノヱいへひろ〕【近衛家熙】

[1667~1736]江戸中期の公卿。摂政・関白・太政大臣を歴任准三后。出家して予楽院と号した。書は当代一流と称された。

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