コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

迷い/紕い(読み)マヨイ

デジタル大辞泉の解説

まよい〔まよひ〕【迷い/×紕い】

迷うこと。心が乱れて判断がつかない状態。まどい。「行動に―を生じる」「一時の気の―」
心が煩悩(ぼんのう)に乱され、悟りきれないこと。また、成仏の妨げとなる死者の執念。
紛れること。紛れ。
「霧の―はいと艶にぞ見えける」〈・野分〉
織物の糸や髪の毛が乱れること。ほつれ。
「今年行く新島守が麻衣肩の―は誰(たれ)か取り見む」〈・一二六五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

まよい【迷い】

迷うこと。また、迷う心。 「気持ちの-がある」 「 -を絶つ」 「気の-」
〘仏〙 欲望や執着などの煩悩ぼんのうのはたらき。悟りが開けないこと。また、成仏じようぶつのさまたげとなる死者の執念。
まぎれること。はっきりしないこと。まぎれ。 「霧の-は、いと艶にぞ見えける/源氏 野分
混乱。騒ぎ。騒動。 「荒かりし浪の-に住吉の神をばかけて忘れやはする/源氏 澪標
(髪・糸などの)乱れ。ほつれ。 「末まで塵の-なく/源氏 椎本

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報