通商白書(読み)つうしょうはくしょ

共同通信ニュース用語解説 「通商白書」の解説

通商白書

日本の通商政策や貿易を巡る課題成果をまとめた経済産業省報告書世界経済や貿易、対外投資の動きをデータとともに分かりやすく解説している。1949年から毎年発行しており、2018年版は70冊目。東日本大震災後の11年版では経済再生のため、環太平洋連携協定(TPP)など経済連携の必要性を指摘。17年版はトランプ米政権の発足を受け、自由貿易重要性を強調した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通商白書」の意味・わかりやすい解説

通商白書
つうしょうはくしょ

経済産業省が発表する白書で,毎年の日本貿易に関する報告書。 1949年から毎年6~7月頃に公表されるようになったが,単に貿易の動向の統計的解説にとどまらず,精緻な現状分析,当面する問題点,将来への展望などを幅広い視野に立って論じる。政府の刊行する白書のなかでは『経済白書』 (内閣府) とともに高い権威をもっている。海外向けに縮刷の英語版も発表している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む