連込む(読み)ツレコム

デジタル大辞泉 「連込む」の意味・読み・例文・類語

つれ‐こ・む【連(れ)込む】

[動マ五(四)]
ある場所へ人を伴って一緒に入る。引っぱり込む。「露地に―・まれて恐喝きょうかつされる」
愛人などを同伴してホテルなどに入る。「ラブホテルに―・む」
[類語]率いる引き連れる伴う従える連れる連れ立つ引っ張る召し連れる連れ出す連れ戻す引率する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「連込む」の意味・読み・例文・類語

つれ‐こ・む【連込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. いっしょにつれて中にはいる。同伴してはいり込む。ひっぱり込む。
    1. [初出の実例]「牛店え連込(ツレコ)むりくつにゃあめへりやすめへから」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
  3. 愛人を伴って、宿屋などにはいり込む。また、私娼が客を伴って宿にはいる。
    1. [初出の実例]「女を欺してまで連れ込まうとは思はない」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉四)

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