デジタル大辞泉 「遍羅」の意味・読み・例文・類語 べら【▽遍羅/▽倍▽良】 スズキ目ベラ科の海水魚の総称。小形のものが多く、背びれは体に沿って長い。雌雄で色彩の異なるものがある。温・熱帯海の沿岸の浅海にすむ。キュウセン・ササノハベラ・ニシキベラ・ホンソメワケベラなど。《季 夏》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「遍羅」の意味・読み・例文・類語 べら【遍羅・倍良】 〘 名詞 〙 スズキ目ベラ科に属する海産魚の総称。体長一〇~三〇センチメートルのものが多い。一般に体色・斑紋があざやかで、老幼・雌雄の別で異なることが多い。温・熱帯の磯に分布。日本近海ではキュウセン・ニシキベラなどが代表的。観賞用のほか食用にされるものもある。《 季語・夏 》[初出の実例]「ベラなどの磯魚が二三尾」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉湘南雑筆) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例