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遮音 しゃおんinsulation of sound

4件 の用語解説(遮音の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遮音
しゃおん
insulation of sound

外部から音の伝播を遮断すること。遮音の程度は透過率によって評価される。透過率は透過音のエネルギーと入射音のエネルギーの比で定義される。遮音するには,振動を伝えたり,音により振動したりしない材質の間仕切りや桁をはさんで造った壁を使用する。

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デジタル大辞泉の解説

しゃ‐おん【遮音】

[名](スル)外部の音が聞こえてこないように、また、音が外に漏れないようにさえぎること。「窓を閉めきって遮音する」「遮音効果」

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

しゃおん【遮音】

( 名 ) スル
音が外部に伝わるのを防ぐこと。 「 -効果」 「 -材」 → 吸音防音

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遮音
しゃおん
sound insulation

空気中を伝搬する音波を遮ること。どのような材料でも遮音の目的に利用されれば遮音材料とよばれる。遮音材料を組み合わせて必要な量だけ遮音するよう構成されたものが遮音構造である。遮音材に音波が入射すると、その一部は反射され、一部は材料内で吸収され、残りが透過する。入射音の強さに対する透過音の強さの比を材料の音響透過率というが、遮音性能を示す指標としては、透過率の逆数の対数を10倍した透過損失(単位デシベル。dBと略記)という量が用いられる。遮音材料あるいは遮音構造の透過損失は定められた測定方法に従って求められるが、一般に単位面積当りの重量(面密度kg/m2)が増すほど大きくなる。また同一の材料でも、単に厚さを増すより、間隔をとって二重構造にするほうがはるかに大きくなる(例、二重窓)。ただし、透過損失の大きい遮音構造でも、たとえばつちでたたくことによって、その裏面から放射されるような固体音には無効なことも多いので注意を要する。通常、固体音の遮断は空気伝搬音の遮音とは区別して取り扱われる。[古江嘉弘]
『日本建築学会編『設計計画パンフレット4 建築の音環境設計』(1983・彰国社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の遮音の言及

【音響設計】より

…騒音対策を行う場合には,原因がどちらであるかを明らかにしたうえで,それぞれに対応した防音構造を採用する必要がある。
[遮音設計]
 建物外部の騒音や隣室の音に対しての防音構造とするためには,壁などに十分な遮音性能が要求される。入射音エネルギーに対する透過音エネルギーの割合を音響透過率(τ)といい,その逆数の常用対数を10倍した値を音響透過損失transmission loss(略称TL)と呼ぶ。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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