都万
つま
島根県北部、隠岐郡(おきぐん)にあった旧村名(都万村(むら))。現在は隠岐の島町の南西部を占める地区。2004年(平成16)西郷(さいごう)町、布施(ふせ)、五箇(ごか)の2村と合併、隠岐の島町となる。旧都万村は隠岐諸島島後(どうご)の南西部に位置する。名称は古代以来の郷村名による。旧村域の80%以上が山林である。草地改良による肉牛飼育の増大が図られ、刺網(さしあみ)、釣り漁業のほか養殖漁業(イタヤガイ、ヒオウギガイ)も行われる。大津久(おおづく)は神功(じんぐう)皇后が新羅(しらぎ)侵攻時に立ち寄ったという伝説がある地。
[江村幹雄]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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