酎ハイ(読み)チュウハイ

デジタル大辞泉 「酎ハイ」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ハイ〔チウ‐〕【酎ハイ】

《「焼酎しょうちゅうハイボール」の略。「チューハイ」とも書く》炭酸水で割った焼酎。多く、果汁シロップなどで風味づけをする。→ハイボール

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共同通信ニュース用語解説 「酎ハイ」の解説

酎ハイ

焼酎の「酎」と、ハイボールの「ハイ」を組み合わせたとされる。明確な定義はないが、現在は焼酎に限らずウオッカといった蒸留酒に果汁などを加え、炭酸水で割った飲み物全般を指す。缶に入った酎ハイやカクテルは「開けてすぐに飲める」を意味する英語「レディー・トゥー・ドリンク」の頭文字から「RTD」と業界で総称され、2018年の出荷量は全体で2億ケース(1ケースは250ミリリットル入り24本換算)を初めて突破する見込み

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精選版 日本国語大辞典 「酎ハイ」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ハイチウ‥【酎ハイ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「焼酎ハイボール」の意 ) 焼酎を炭酸水で割った飲み物。
    1. [初出の実例]「さんざんチューハイを飲んで」(出典:金魂巻(1984)〈渡辺和博・<著者>タラコプロダクション〉オートバイ・レーサー)

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飲み物がわかる辞典 「酎ハイ」の解説

ちゅうハイ【酎ハイ】


焼酎を炭酸水で割ったもの。また、これにレモン果汁などで風味を加えたもの。炭酸水ではなく、焼酎をウーロン茶などの茶類で割ったものも慣例的にいう。また、元来は焼酎をベースとしたが、今日では焼酎以外のウオッカなどのスピリッツを用いた製品もいう。昭和20年代に東京の居酒屋で考案されたとされる。一般家庭向けには1983(昭和58)年、東洋醸造から瓶入りのものが、翌1984(昭和59)年には宝酒造から缶入りのものが発売された。◇「焼酎ハイボール」の略で、「チューハイ」と書くのが一般的。また、各種のチューハイの名称として、前に副材料の名をつけて「レモンハイ」「ウーロンハイ」のようにいう。

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とっさの日本語便利帳 「酎ハイ」の解説

酎ハイ

甲類焼酎を炭酸で割り、果汁などを加えた酒。焼酎とハイボール(ウイスキーの炭酸割り)を合わせた造語

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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