酎(読み)チュウ

普及版 字通 「酎」の読み・字形・画数・意味

酎
常用漢字 10画

[字音] チュウ(チウ)
[字訓] こいさけ・さけ・かもす

[説文解字]

[字形] 形声
声符は寸。寸は丑(ちゆう)の省略形であろう。〔説文〕十四下に「三たび重ねたる醇酒(じゆんしゆ)なり」とあり、芳醇な濃い酒をいう。〔説文〕になお、「堂令に曰く、孟秋、天子酎を飮む」とあり、その成るや、天子が試飲し、宗に薦める。漢代に酎金の制があり、諸侯からその祭酒料を徴収した。

[訓義]
1. こいさけ、三度かもした酒。
2. かもす。
3. 祭酒、その酒を以て祭る。

[古辞書の訓]
〔和名抄〕酎 三重の酒なり。語抄に云ふ、豆久利加倍世佐介(つくりかへせるさけ) 〔名義抄〕酎 ツクリカヘセルサケ/酎酒 ツクリカヘセルサケ 〔字鏡集〕酎 ツクリカヘセルサケナリ・シルサケ・サケツクル・カシヅク・サケ・クリ

[熟語]
酎飲▶・酎金▶・酎酒▶・酎買▶
[下接語]
飲酎・温酎・菊酎・献酎・玄酎・貢酎・清酎・醇酎・焼酎・嘗酎・醸酎・神酎・芳酎・名酎

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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