酔漢(読み)スイカン

デジタル大辞泉 「酔漢」の意味・読み・例文・類語

すい‐かん【酔漢】

ひどく酒に酔った男。よいどれ。よっぱらい。
[類語]酔っぱらい酔客酔いどれ酒飲みのんべえ飲み助酒豪飲んだくれ酒好き大酒家飲み手大酒飲み酒客酒家酒仙・大酒食らい・うわばみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酔漢」の意味・読み・例文・類語

すい‐かん【酔漢】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔った男。よっぱらい。酔客。
    1. [初出の実例]「君看太平象、酔漢鬧村坊」(出典:星巖集‐丙集(1837)竹兜集・参州道中)
    2. 「嘉尚すべきは、街路に酔漢少し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔開天遺事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酔漢」の読み・字形・画数・意味

【酔漢】すいかん

酔っ払い。〔開元天宝遺事、天宝下、酔語〕張曲江(九齢)、常に~謂ひて曰く、李林甫の、事を議するや、の腦語の如し、言ふべきに足らずと。

字通「酔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android