釈迦堂遺跡(読み)しゃかどういせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「釈迦堂遺跡」の解説

釈迦堂遺跡
しゃかどういせき

山梨県中央部,笛吹市甲州市にある縄文時代前・中期の多数の集落跡からなる遺跡。中央自動車道建設に伴う事前調査として,1980~81年に調査が実施された。遺跡は甲府盆地東端に近い扇状地上にある。多くの住居址,土壙群が調査され,縄文中期を中心に膨大な土器出土し,この時期の土器のあり方の研究に良好な資料を提供している。また,多数の土偶の出土がこの遺跡最大の特徴で,土偶研究に新生面を開いた。

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百科事典マイペディア「釈迦堂遺跡」の解説

釈迦堂遺跡【しゃかどういせき】

山梨県一宮町(現・笛吹市),勝沼町(甲州市)にある縄文時代早期末〜後期の集落遺跡。1980年―1981年,約2万m2の範囲から,290を超える竪穴住居跡や,土器廃棄場,土坑などが発掘され,縄文時代の集落の構造変遷を知る資料を提供している。また住居跡群の周辺からは,頭・手・・足の部分が壊された土偶が1000体以上も出土している。出土品釈迦堂遺跡博物館に保存されている。

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