重職(読み)ジュウショク

デジタル大辞泉 「重職」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょく〔ヂユウ‐〕【重職】

責任の重い重要な職務。また、その職にある人。
[類語]要職名誉職閑職

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精選版 日本国語大辞典 「重職」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょくヂュウ‥【重職】

  1. 〘 名詞 〙 責任の重い職務。重要な役目。また、その職にある人。大役(たいやく)重役(じゅうやく)。ちょうしょく。
    1. [初出の実例]「別当学頭執行者、共以重也」(出典東寺百合文書‐へ・延文三年(1358)九月八日・東寺学頭職文書案)
    2. [その他の文献]〔王献之‐啓瑯琊王為中書監表〕

ちょう‐しょく【重職】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ちょうじょく」 ) 重い職務。また、その職にある人。じゅうしょく。ちょうしき。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「賀茂の社の神主職は神職の中の重職(テウショク)として」(出典:太平記(14C後)一五)

じゅう‐しきヂュウ‥【重職・重色】

  1. 〘 名詞 〙 重要な役割をはたすこと。重要な所領
    1. [初出の実例]「仏神事之重色、公家・武家之所課、異于他」(出典:薩藩旧記前編‐一六・元徳二年(1330)八月日・大隅鹿屋院雑掌兼信申状)

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普及版 字通 「重職」の読み・字形・画数・意味

【重職】じゆう(ぢゆう)しよく

重要な職。〔漢書儒林、張山拊伝〕(谷永の上)出でては則ち冢宰の重に參じ、功烈事に施す。よりし、私門開かず。

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