ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「野洲市」の意味・わかりやすい解説 野洲〔市〕やす 滋賀県南部,琵琶湖の南東岸にある市。野洲川と日野川の間の沖積地に位置し,南東部は丘陵地。2004年中主町と野洲町が合体して市制。県下有数の穀倉地帯で,近江米の代表的産地。先端技術分野を中心とした企業立地も進む。銅鐸の出土地として知られ,大岩山古墳群は国指定史跡。御上神社本殿と大笹原神社本殿は国宝。円光寺の九重塔をはじめ,国指定重要文化財のある社寺も多い。兵主神社庭園は国の名勝,御上神社で毎年 10月に行なわれる「三上のずいき祭」は重要無形民俗文化財に指定(→秋祭り)。近江富士とも呼ばれる三上山一帯は三上・田上・信楽県立自然公園に,琵琶湖の湖岸一帯は琵琶湖国定公園に属する。JR東海道本線,国道8号線,477号線が通る。面積 80.14km2。人口 5万513(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本歴史地名大系 「野洲市」の解説 野洲市やすし 2004年10月1日:野洲郡野洲町・中主町が合併・市制施行⇒【野洲町】滋賀県:野洲郡⇒【中主町】滋賀県:野洲郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報