金山越(読み)かなやまごえ

日本歴史地名大系 「金山越」の解説

金山越
かなやまごえ

金山から日野郡溝口みぞくち藤屋ふじやを抜け、さらに同町二部にぶへ通ずる峠越えの道で、近世には出雲米子会見あいみ郡と美作や上方方面に通じる最短通路としてよく利用された。法勝寺ほつしようじ往来の枝道の一で、作州街道ともよばれた。米子―溝口―二部―根雨ねう(現日野町)と通る出雲街道大名の参勤交代路であったのに対し、この峠越えの道は法勝寺往来の本道である五輪ごりん峠経由の道とともに庶民の道、いわゆる脇街道として機能をよく果した。当峠は鉄荷を中心とする商品や一般庶民の往来ばかりだけでなく、雲州母里藩や同松江藩・広瀬藩の家中もよく利用したが、深雪冬期は歩行に難渋することが多かった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む