デジタル大辞泉
「鉄の肺」の意味・読み・例文・類語
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鉄の肺【てつのはい】
ポリオや重症筋無力症などで呼吸麻痺に陥った患者を収容する人工呼吸器械。1927年アメリカのフィリップ・ドリンガーによって発明された。鉄製円筒形の気密室で,患者は首だけ外に出してこの中に封じこまれる。器内の気圧を変動させることにより,胸郭に呼吸運動を起こさせる。現在はほとんど使用されない。
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鉄の肺
てつのはい
iron lung
20世紀半ばに用いられた人工呼吸器の一種。小児麻痺などの病気によって,呼吸筋が麻痺して呼吸できなくなった患者の身体を箱の中に入れ,頭だけ外に出して,箱内の空気に陽圧および陰圧をかけて胸部に他動的に呼吸運動を起させる装置。ピストンと連結した鉄製の筒でできたタンク式のものだが,現在ではほとんど用いられていない。
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