日本歴史地名大系 「鏡山城跡」の解説
鏡山城跡
かがみやまじようあと
西条盆地のほぼ中央、標高三三五メートルの鏡山に築かれた山城。大内氏の
室町初期に大内氏が東西条を支配下に入れた頃までには築城されていたと思われる。曲折はありながらも大内氏はその後もこの地を掌中にし、寛正二年(一四六一)幕府が東西条を武田氏に渡すよう命じた時もこれに抵抗している(同年六月九日付「安芸東西条事書写」小早川家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報